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- 目の下のクマや目の下のふくらみ(バギーアイ)
バギーアイの症状
目の下、涙袋より下にふくらみができると、影ができてクマがあるように見えます。
この状態をバギーアイと呼びます。目元は疲労や加齢の症状が表れやすく、目の下にふくらみがあると疲れて見えたり、老けて見えたりしてしまいます。
また、皮膚が伸びてしまうので、シワやクマの原因にもなります。
バギーアイの原因
主に加齢が原因で眼窩隔膜という薄い膜が緩み、眼球を守っている眼窩脂肪が前に出てきてしまいます。皮膚のハリを保つ眼輪筋(がんりんきん)の筋力が低下して押し留められなくなった結果、目元がふっくらと膨れるのです。
眼輪筋がよく発達していると若々しい顔立ちでいられますが、加齢が進むと筋肉量も筋力も低下します。
また、パソコンやスマートフォンを見つめている間は眼輪筋が動かないため、長時間使用すると、次第に筋力が低下していくことも明らかになっています。
バギーアイを起こしやすいお肌のセルフチェック
- 下まぶたの目頭部分を軽く下にひっぱると、目の下にある影が消える
- 下まぶたがたるんでいる
- 涙袋の下がふくらんできた
- 睡眠をとっているのに「睡眠不足?」と聞かれる
- 最近、目が小さくなった気がする
- 夕方になるとマスカラやアイシャドウがとれて、パンダ目になってしまう
- 目を見開いた状態で5秒キープすると、眉毛が上がって額に横ジワができる
- 笑いジワが気になる
- 睡眠時間が日によって大きく異なることがある
- パソコンやスマートフォンを長時間使用している
当てはまる項目が2~4つある場合は、日々目元のたるみが進行している可能性が高いです。
5つ以上当てはまる場合は、既にバギーアイではないでしょうか。適切なケアが必要です。
バギーアイの治療法
手術による治療と、手術以外による治療の2種類あります。
手術による治療
下眼瞼切開術
まつ毛のすぐ下を切開し、ふくらみの原因である脂肪を除去します。再発を予防するために眼輪筋を引っ張り上げて骨膜に固定します。
レーザーによる下眼瞼脱脂
下まぶたの裏側の結膜をレーザーで切開し、眼窩中隔という部分を引き出して余分な眼窩脂肪を切除します。
ハムラ法
目の下にあるへこみに脂肪を充填することで、影になる部分をなくします。
手術以外による治療
HIFU(高密度焦点式超音波(High Intensity Focused Ultrasound:HIFU))
HIFU(ハイフ)で緩んだ皮膚を引き締めます。
ヒアルロン酸の注射
目元にヒアルロン酸を注入し、皮膚の段差を分かりにくくします。