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ハムラ法
目の下のたるみを解消して、なめらかでフラットな状態にする治療です。目の下のたるみは眼窩脂肪が突出していますが、この脂肪を目の下にあるくぼみへ移動させることで、くぼんで影になっている部分を持ち上げ、お顔の皮膚をフラットにします。手術の方法は、表ハムラ法と裏ハムラ法の2種類あります。
表ハムラ法ではまつ毛の下にメスを入れて切開し、脂肪を目の下のくぼんだ位置に移動します。必要であれば目の下にある余剰な皮膚や筋肉の切除も行います。
裏ハムラ法ではまぶたの裏側を切開し、表ハムラ法と同様に脂肪を移動させます。
向いている方
表ハムラ法:切除したい皮膚の余りがあり、涙袋があまりはっきりしていない50~60代の方。
裏ハムラ法:切除したい皮膚の余りが少ない、40代前半以下の方。
不向きな方
表ハムラ法:40代前半以下の方。
裏ハムラ法:切除したい皮膚の余りがある、50~60代の方。
メリット
表ハムラ法:まつ毛の下1~2㎜の位置を切開するので、傷が目立ちにくいです。
裏ハムラ法:お顔の表面に傷が残らず、涙袋が温存されます。また、表ハムラ法に比べて切開する量が少ないため、ダウンタイムが短く済みます。
デメリット
表ハムラ法:お顔の表面に傷ができてしまい、傷がきれいになるには時間がかかります。また、涙袋がなくなってしまうか、目立たなくなってしまう場合が多いです。
裏ハムラ法:狙った位置に脂肪を固定できない場合や、移動できる脂肪の量に制限があります。また、眼窩の外側のへこみには対応できません。
抜糸と入院
術後3日後に圧迫除去、5~7日後に抜糸が必要です。
入院は不要です。
腫れと痛み
術後2週間〜1ヶ月は痛みや腫れ、内出血の症状が想定されます。